ネンビカプラス
ヒートショックLINE
ねんびかぷらすテントウムシのイラスト



ヒートショックになりにくい



ヒートショックという言葉をご存知でしょうか?室内温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動し、失神心筋梗塞不整脈脳梗塞などを起こし死亡する事故の総称です。


なんと年間19,000人もが尊い命が奪われています。


死者は1日平均52人となり、交通事故死の4.6倍にもなります。(交通事故死4,113人/年※2016年)


この実情を知った時、ヒートショックが建物とどう関係しているのかを知りたい、そしてまた、そこで見えてきた問題点を、これからの建物で解決したい!その気持ちがネンビカプラスを考える切っ掛けと成りました。


では、改善するにはどうすればいいのでしょうか?


まず考えたのは、 死亡割合は夏と冬どちらが多いのか?


下のグラフを見て下さい。




日本人の月別死亡割合の表

グラフは、総務省の統計データをもとに、月別の死亡数の割合をグラフに現したものです。


1月をピークに冬に増加し、夏は減少しているのが分かります。 データは少し前のものになりますが、少なくとも過去50年この傾向は変わっていません。


もう少し詳しく分析する為に、下のグラフを用意しました。これは病気別の死亡事故による死亡をグラフ化したものです。




病気による月別死亡割合の表

グラフは病気による月別死亡割合で、縦軸に死亡割合、横軸に季節を表しています。1月~2月をピークにどの病気も冬に多くなっているのが分かります。その中でも、特に循環器系の病気が多いのが分かります。




事故による月別死亡割合の表

グラフは事故による月別死亡割合で、縦軸に死亡割合、横軸に季節を表しています。 どの事故も冬に多くなる傾向が見えてきます。その中でも、交通事故より家庭内での事故が多い事に驚かされます!


両グラフから見えてきた事は、病死も事故死も冬に多くなるという事。


なぜ、冬に多くなるのでしょうか?


先ほどご覧頂いた、病気による月別死亡割合のグラフで、 特に多かったのは循環器の病気でしたよね。そこで、血圧について少し調べてみました。


下のグラフを見て下さい。夏と冬の血圧の変動を比較したグラフです。



入浴における血圧変動夏・冬の比較グラフ


グラフは赤が冬、緑が夏を表し、縦軸に最高血圧、横軸に各部屋での滞在時間を現しています。


ご覧の様に、夏より冬の方がどの部屋に居ても血圧は高めだという事が、はっきりと表れています。予想はしていましたが、これ程はっきり現れるとは思いませんでした。


特に冬のトイレや脱衣室で感じる急激な温度変化が、体へのストレスとなっている事が分かります。


血圧の急上昇が大きな負担となり、 心筋梗塞脳梗塞の原因となり、また、それらが転倒や浴槽内での溺死という事故を引き起こす場合もあるという事が見えてきました。


これで、冬に事故が多くなるという事も説明が付きます。病気も事故も、家の中の温度差が深く関係しているという事がはっきりと分かりました。


ヒートショックの予防は、冬の建物全体を暖かくして、 建物内での温度差を無くす事が何より大切だという事です。


早速、建物のどこから熱が出入りしていかを見ていきましょう。




熱の逃げ方冬のイメージ

この図は、(社)日本建材産業協会のデータです。冬の室内の暖めた熱が、どの場所からどの程度逃げるかを現したものです。

各場所から熱が逃げているのが分かります。特に窓から全体の約半分もの熱が屋外に逃げているのが分かります!





熱の入り方夏のイメージ

この図は、夏の室外の熱が、どの場所からどの程度侵入しているのかを現した図です。


建物の様々な場所から、熱が侵入しているのが分かります。特にからは、建物全体の約7割もの熱が侵入しているのが分かります。


窓は、で約7割で約5割もの熱の出入りしています。窓の高断熱化を実現すれば、建物への熱の出入りの半分以上が改善できることが分かりました。


ヒートショック改善は、とにかく窓の高断熱化につきます!


ネンビカ プラスがご提案する窓

●アルゴンガス入りペアガラス サーモスX (LIXIL社製)●

サーモスXの断面図

熱を通しやすいフレームを小さくし、熱を通しにくいガラス面を大きくしています。樹脂とともに強度に優れたアルミ を使用し、耐久性を保持しながらフレームの極小化を実現。ガラス面積の最大化により、最高水準の断熱性能を発揮しています。


また、室内樹脂部分の中空層を多層化することで、熱を伝えにくくしている。各所に細やかな配慮を重ねる事でさらなる高断熱化を図っている。






●樹脂窓 アルゴンガス入りペアガラス APW330 (YKK製)●


APW330の断面図


オール樹脂を使った窓枠は、断熱性能が特に優れています。目に見えない部分である壁体内々のフレームの結露。その問題を限りなく0に近付ける素晴らし窓です。


樹脂の熱の伝わりは、アルミの1/1,000程度。その性能値を余す事無く生かす為に、 屋外での樹脂強度の問題に、正面から向き合ったハイスペックの窓です。



まとめ



健康的な生活を送る為には、建物に一定の温度を保ち、居室(リビング)とそうでない部屋(脱衣・トイレ・廊下)との温度差を無くす事が大切です。


健康は、建物に大きく左右されます。


ご新居を建てる時だからこそできる事。それは、断熱性能と気密性能を、ヒートショック回避レベルまで引き上げる事です。しっかりと考えましょう。






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