ねんびかぷらす
快適なのに電気代がかからない
今までの建物では、暖房、冷房などの空調機器をどんどん使って、快適な空間をキープしてきました。
しかし、ネンビカプラスは、何もしなくても、一定のレベルでの温度を保つ効果が期待できます。
少しのエネルギ ーでも、すぐに快適な状態へ近付けてくれ、空調は必要な時に少しだけ使う補助的な役割へと変わり、電気代が節約できます。
下のグラフは、エネルギーの消費を、既存の家・省エネ住宅・ネンビカプラス (ZEH)・機械依存の省エネ住宅(スマートハウス)を比較したものです。
エネルギー消費を抑える省エネの家づくは、省エネ性能の高い設備や、給湯、LED照明といった先進の機器で実現可能かもしれませんが、その様に、機械依存による省エネの家は、絶えず機器を動かし続けなければいけないので、健康や安全な暮らしという面で、断熱性の高い家に比べて居住性能に課題があります。
まずは、断熱性を高めた上で、さらなる省エネ性を高める家を計画するのが正しい省エネの家づくりではないでしょうか。
冷暖房費が30年で108万円もお得です。
家の断熱性を高めるには、低断熱の家と比べると建築コストがかかります。
しかし、 断熱化で削減できる冷暖房費が年間で36,000円とすると、30年でおよそ108万円も 冷暖房費を削減できる計算になります。
住宅ローンと同様に長い目でみて、ライフサ イクルコスト(住宅の生涯コスト)で判断すると、断熱化にかかるコストアップも検討しやすいのではないでしょうか?
医療費を30年で90万円軽減できます。
断熱性の高い家は、暖房費の削減効果だけではなく、先述でご紹介した健康改善効果もあり、医療費の負担軽減にもつながります。
その効果を3人家族で試算してみると、
年間で約3万円少なくなることに。つまり、30年でおよそ90万円も医療費が削減できる計算になり、断熱化によるコストアップは、決して高い買い物ではないことがわかります。
家づくりには、基礎や構造・内装・住宅設備など、さまざまなコストがかかります。
その中で断熱化にかかる費用は、高性能断熱材で、建築コスト全体の11~12%、高断熱サッシではわずか5~6%で、そのように考えると、建てた後でも替えられる設備などの費用を抑えるなどして断熱化したほうが、賢い家づくりだと言えそうです。
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